天然酵母パンについて

天然酵母パンについて

天然酵母のパンって聞いた事あるでしょ?

 

多くのひとはそれが良くわかってないのに「天然」だからいいのではないかって思い込んでます。

 

 

天然酵母ってきちんとした定義もありません。

 

スーパーで売っている菓子パンコーナーにも天然酵母の文字がついたものがありますが、裏面の品質表示欄には「パン酵母」って書いてあったり・・・・怪しいです。

 

 

天然酵母パンだからといって身体に良いパンにはなりません。

 

 

パンにはバターや砂糖、ショートニング、卵、マーガリンなどが使われていますので決して身体に優しいものではありません。

 

元々パンの原料は日本人の胃腸にはむいていないのです。

 

仮に天然酵母で作っていたとして材料は全く同じなので、なんとなくイメージだけで割高なものを買っていることになりかねません。

 

 

ちなみに、天然酵母はその基になる酵母の種類によって発酵時間等も全く違いますし、気温等も大きく影響します。

 

管理もデリケートで腐ることも。目が離せないんです。

 

多くの天然酵母パンを売りにするお店では、イースト菌と混ぜていたりして

 

100%天然酵母のお店は実は少ないらしいと聞きました(汗)
大量に作るので管理できないんですって。

 

私もそれを聞いてビックリしました・・・



そもそも天然酵母は何が良いのか?

それがわかんないと意味ないって感じですね。

 

「自家培養発酵種」のことで穀物や果物についている酵母菌や空気中の菌を培養し育てた酵母。

 

十分な管理が必要で、発酵の仕方も様々だが、それが発酵し乳酸菌や酢酸菌等の旨味成分となり、種によって作り手によって個性も出るんです。

 

 

なので、有機栽培のものを使わないと、薬剤を一緒に培養することになるんです。

 

リンゴなんかはほぼ消毒をされているので、影響が無い芯の部分を種にします。

 

酵母は小腸に多く存在するとっても大切な微生物なんです。

 

これらが活発になると、整腸作用、アンチエイジング、免疫力アップ、快眠等の効果に繋がります。

 

なので、本物の天然酵母を使ったパンやさんのものは普通のパンよりはちょっとだけ身体には良いのかもしれません。

 

 

あと、純粋に天然酵母を使ったパンは独特の酸っぱい香りがします。
その酵母がブドウなら何となくそんな感じ、トマトならふわっとトマトの匂いが香ります。

 

 

なのであまり天然酵母を使っています!って言うパンでも、原材料が同じだったらそんなに健康的なものではないのでこだわって高いお金を出す意味はないのでは?

 

と私は思ってるんです。

 

 

天然酵母パンでこんなに熱く語ってしまうとは思いませんでした(笑)
でも、ココ大事かもと。

 

うちでは、トマトやりんご、いちじく・・・など有機栽培のものや庭どりのもので天然酵母を作りパンを焼いています。

 

バターもマーガリンも使っていません。

 

塩もゲランドの有機塩、砂糖はてんさい糖(天然オリゴ糖)です。

 

毎日が「天然酵母」との闘いですが、その風味と味わいは他にはありません!

 

 

身体に良いかどうかなら、ここまでしないとね?
粉も白い小麦粉よりも全粒粉やライ麦の方がビタミン、ミネラルも豊富で身体の酸化も防ぎますよ。

 

これは白米と玄米の関係と同じで、白ものは身体を糖化、酸化させる要素が多いです。

 

ホームベーカリー確かに良いですよね・・・お

 

家で焼きたてパン。

でも、バターやマーガリン、砂糖をいっぱい入れて出来たパンは、食感は良くても身体には決して良く無いです。
お米の方が良いです、そういう意味ではね・・・。

 

私は自分で作るなら、美味しくて、健康的なものでないと!という考えです。

 

せっかく自分の好きなように出来るなら、身体に良くないものは排除したいですね。
もちろん、おいしくですよ(笑)

 

 



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